ふたえの手術

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こんにちは。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私はといえば、昨日はなぜかふたえの手術がたくさんありました。そこで今日はふたえについてです。

まず、ふたえの手術には大きく分けて埋没法と部分切開法、そして全切開法の3つがあります。埋没法はまぶたに糸を通すだけ、部分切開法は少し切開する方法、全切開法は文字通り全部切開する方法です。私の経験では、95%以上の方は埋没法で十分ふたえにすることが可能です。ただどうしても元に戻りやすい場合には部分切開法や全切開法の適応となります。以前浜崎あゆみさんの目が流行った頃はいきなり全切開をご希望する方がたくさんいらっしゃいましたが、いきなりの全切開はおすすめできません。万一気に入らなかった時の修正がたいへんむずかしいからです。とにかくまずは埋没法を試してみて、どうしてもという場合にはそのラインで全切開なり部分切開するというのが順当です。

さて、ふたえの手術の中でも最もニーズのある埋没法ですが、いろいろな方法があります。クリニックによってもまちまちですし、同じクリニックでもドクターによって若干手技が異なったりします。ですから1か所のクリニックで埋没したけれど元に戻ってしまったようなケースでもほかのクリニックでやり直したら大丈夫だったということもありえるわけです。
私の行っているスクエアー埋没法は挙筋法に分類される方法ですが、瞼板法のメリットを取り入れるなどのかなりの改良を重ねて完成させたものです。若干の腫れはありますがとてもしっかりととまり、元に戻ることがまれです。他院の埋没で元に戻ってしまった方にもぜひ試してみていただきたい方法です。
また、腫れをとにかく最小限にしたい、という方にはマイクロクイック法をご用意しております。

ふたえの手術は簡単そうにみえて実に奥の深い手術です。また、ふたえのラインというのはたいへんデリケートなものですのでライン決定にあったては手術前の綿密なカウンセリングが必要です。しっかりとしたカウンセリングとしっかりとした手術がそろってこそ、患者様に気に入って頂けるきれいなふたえまぶたが実現できます。